2010年10月22日

英語の授業

今日は英語の授業について。

おきなわオルタナティブスクールでは、英語の授業をやっています。

英語の授業

小学校からの英語教育については、日本語のベースが不完全なうちから
外国語を学ぶことで、さらに子どもを混乱させてしまうなど、
賛否両論あるのですが、僕らの学校では取り入れることにしています。


というのも、まだ6人の生徒のうち、2人の生徒は
日本とドイツ、そして中国のアイデンティティーが混ざっているし、
スタッフにドイツ人・オーストリア人がいるので、
日本人以外との関わりが多いこの学校。

外国語教育以上に、異なった価値観を受け入れることを学ぶ
大きな機会だと捉え、その1つのアプローチとして、英語の授業を
用意しています。

だから、僕ら大人も言葉の壁を面倒くさがらずに、
この壁がありながらも、なんとか相手の意見に耳を澄まし、
お互いを尊敬しあい、ともに歩んで行くということに
挑戦して行く必要があるんですね。


そんな姿勢をそばでみることも、教育的にとてもいいのだと思います。

そんな訳で、僕らのミーティングは
「日本語・ドイツ語/英語」のチャンプルーミーティング!
きっと、この子たちが大人になる頃
「あれ?小学校の頃、周りの大人ってやたらいろんな言葉話してた気がするけれど、
あれって夢??」
って思うんだろうなぁ〜(笑)




あらら、話が脱線しちゃいましたね。

そうそう、英語の授業。
英語の授業と言っても、低学年の場合は英語で遊んでる感じです。
英語の歌を歌ったり、絵本を眺めてみたり、ゲームをしたり。

高学年は、挨拶や簡単な受け答えを覚えたり、
書き方・読み方に入っていますが、これも、
周りに外国人が多いので、なんだか自然に子ども達が
チャレンジしながらという感じ。

感覚的には、「英語!」と力んで勉強しているというよりは、
近所のお姉さんやおじさんが話している言葉。
程度の感覚で、英語に触れている気がする。


こんな環境だからこそ
言葉の大切さ、伝わることの重要性を学べると思う。

そして、いつかそこを超えて、

言葉がうまく紡げるかどうかに関係なく、人間性を見つめ
尊敬することの出来る人に育って行ってほしい。



同じカテゴリー(日々の様子)の記事
OAS授業報告 2012/03/21
OAS授業報告 2012/03/21(2012-03-21 21:05)

OAS授業報告 2012/03/15
OAS授業報告 2012/03/15(2012-03-15 17:46)

OAS授業報告 2012/03/12
OAS授業報告 2012/03/12(2012-03-14 17:40)

OAS授業報告 2012/03/09
OAS授業報告 2012/03/09(2012-03-12 18:06)


Posted by schule2009 at 11:13│Comments(0)日々の様子
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。