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2012年04月29日

退任→ボランティア

みなさんお久しぶりです。
OASスタッフの稲嶺です。
長い間ブログ更新できず申し訳ありませんでした。

更新出来なかった理由はいろいろですが、実は私自身が3月末をもって
スクールオルタの教師を退任し、現在は公立の学校で働いています。
退任といっても、ボランティアでちょくちょく関わっていて、このようにブログも書いてる訳ですが。

さて、本日は退任後初めてのブログということで
11月から5か月間の、本校教師ライフを振り返りたいと思います。

まず、子どもの変化について。
私が教師になってから、子ども達に
「わたる先生より怖い先生はいなかった!」とよく言われました。
実際に、私は(常勤の教師という立場もあり)他の先生方より
厳しく子どもに接していたトコがあったと思います。
と言っても、公立の学校よりは、甘々何ですが・・・・・

まあ、その甲斐があったのか、子どもは少し我慢強くなったと思ってます。
それに、自分のやるべき事をしっかり頑張り、読み書きと計算の基礎学力は
かなり成長しました。
ただ、2月に一緒に勉強していた友達がこの学校を退校してから
急に幼く、我儘になってしまったようにも思います。

子ども達にとっても、私と勉強した5か月間は様々な出来事があり
彼等の内面にもいろんな変化がおこっている様でした。

次に私自身の変化について。
何より、教育と子どもに対する、視野が広がったと感じます。
今まで、既存の学校教育の中で学び、教えてきたため
その枠に囚われない活動をする本校の勤務は、
教育と子どもの成長を考え直す大切な機会でした。
あと、ゆとりを持って、子どもと接するスキルが付いたと思います。
本校の子ども達は、ほとんど大人の言う事を素直に聞かないので
「そんなもんだろ」と割り切れるようになりましたね。

最後に、OASを退職した後に気がついた本校の特色について。
子ども本位の教育をしてたな・・・と、普通の学校で働いて、そう感じました。
OASでは、子どもが結論をだすまで待ったり、考えさせたり、試行錯誤させたり、観察させたり、
彼等自身は成長するために必要な事を、たくさんさせてあげられたと思ってます。
1クラスに30人以上子どもがいる、公立の学校のシステムでは、
「みんなに同じ事をさせる」為に、
すごくエネルギーと時間を子どもも先生も使ってますね。
公立の学校より、人数も少なく、教える内容の自由度も高い本校は
子ども一人一人の成長を、自然な形で支援出来ていたと感じました。

この学校の体験を振り返ると、こんな感じかな。
今後もまたブログを更新させる予定なので、
これまで通りチェックしてもらえると嬉しいです。
以上、ボランティアスタッフの稲嶺でした!













Posted by schule2009 at 19:12│Comments(0)
 
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